折り返しの柏駅でホームに差し込んでくる光は、真夏の光だった。千葉への寝過ごしを繰り返して家に着いたのは午前9時。ふらふらと部屋に入ると、卓也となかじょーが寝ていて、シャワーを浴びて眠る。晴天のせいで昼過ぎには起きて、みんなで冷たいうどん。
窓の外の暴力的なまでの日差しに目を細めながらエアコンがガンガンに効いた部屋でだらだらしていたけれど、やっぱり窓の外は夏なのであり、夏といえば屋外なのであり、短パンはいて近所の東大に散歩。木陰でサイダーとアイスと、とりとめのない話。東大の本郷校舎に夜も昼も毎週のように行っているのだけれど、古くてモダンな建物の感じも、大きい木ばかりがたくさんあるところもとても気に入っている。三四郎池も、安田講堂も、早咲きの桜が咲く芝生もすごく好きだ。
夜は彼がDJのはしごだったけれど、どちらの箱にも行かなかった。少し面倒だったし、ナウシカを一気に読み返していたため。