今よりは 秋風寒く吹きなむを いかにかひとり長き夜を寝む

二日酔い気味に起きて病院へ。火傷の痕はもう随分いい。帰り際に通った神社では秋祭りをやっていて、ひとりで近所の小学生のブラスバンド部の演奏聞きながら味噌おでん食べる。なんだか懐かしいような午後。
夕方からは少し雨が降って寒くなったけれどじんちゃんたちらへんが江ノ島の寅さんで飲んでるというので、彼といっしょに向かう。軽く飲んでオッパーラへ。自分も含めてみんなひどい酔っ払いようだった。DJはやしたてたり禁断ワード(主に下ネタ)で盛り上がってふざけて、なぜか私知らない人達に隠しワインをもらったりもう訳がわからない。そしてサイケでめちゃくちゃ踊っていたら私は「セクシー部長」、彼は「大先生」と呼ばれていた。
途中酔い覚ましにこっそりと店を出て、小雨の中、秋風吹きすさぶ夜の海を震えながら眺めた。ただ真っ暗なだけの海もそれはそれで悪くなくて、もうすぐ秋も終わって冬になって1年が終わるんだなぁと当たり前のことを冷めていく酔いのなかで考えていた。
深夜、女子チーム4人と男子チーム4人に分かれてタクシーで鎌倉のじんちゃんちへ帰り、ベッドでぶつかりあって寝た。
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