朝4時にタクシーで帰ってきてシャワーだけ浴びて、一番の新幹線で八戸の彼の実家へ。そりゃあ彼は怒っているし、自分もやっちゃったなぁと猛省している。とらやの羊羹(手土産)を月曜に買っておいて本当に良かった。
彼の実家は八戸郊外の海沿い、縁側のあるものすごく古くて広い家だ。柱には、彼のお父さんの兄弟と彼の兄弟、そして彼の甥と姪の傷がすべて残っている。
着いてご挨拶してお昼をいっしょに食べて、疲れたでしょうお昼寝してらっしゃいなとの彼のお母さんの言葉に甘えて横になる。起きたら夕方5時で、ああ…とことんやってしまった…と思う。もう何度も会っていて仲もいいし、私の適当なところも面白がってくれるお母さんとお父さんなので本当にありがたい。実際はどう思われてるかわかんないけど。
すみません寝ちゃいましたーえへへと言いながら、彼の甥と姪と遊び夕飯の支度を手伝った。夕飯はアワビとウニと生牡蠣とイクラとローストビーフ等で、盆と正月がいっぺんにやってきたような豪華さ。どれもこれも美味しくてもりもりいただく。甥っ子と姪っ子にとても懐かれて、二人を膝に乗せながらお父さんとビールを飲む。22時を過ぎて、もう寝なさいと注意され「なっちゃんといっしょじゃなきゃ寝ない!」とか駄々っ子するのがあまりにかわいい。
結局、午前2時近くまで彼のお父さんお母さんと飲んでいた。ビール、ワイン、ウィスキー、梅酒。お父さんが「こんなにいい人がタクのところへ来てくれるなんて本当にこんなにうれしくて幸せなことは他にないと思う、どうもありがとうありがとう」って何度も言ってくださって、すこし涙が出た。ずっと忘れないと思う。